ニシレモンザメ
Negaprion brevirostris
和名 | ニシレモンザメ (西檸檬鮫) |
英名 | Lemon Shark |
学名 | Negaprion brevirostris (Poey, 1868) |
目 | メジロザメ目 (Carcharhiniformes) |
科 | メジロザメ科 (Carcharhinidae) |
属 | レモンザメ属 (Negaprion) |
保全状況 | NT(Near Threatened) - 近危急種 |
By Albert Kok (talk) - I created this work entirely by myself., CC BY-SA 3.0, Link
説明
ニシレモンザメはメジロザメ目メジロザメ科に属するサメの1種。多くのサメは呼吸のために常に泳ぎ続ける必要があるが、本種はその必要がない。
分布
水深:0m ~ 92m
西アフリカ沿岸の東大西洋南部一帯と、ニュージャージー州以南のカリブ海を中心とした南北アメリカ大陸一帯及び、東太平洋のカリフォルニア以南の沿岸部。
特徴
体長は太平洋やインド洋に生息する近似種のレモンザメと同じで最大3メートルほど。体色の黄色味が濃く、名前の由来となっている。腹部は白い。
体型は典型的なサメの姿で、レモンザメとほとんど形態的にも違いはないものの、レモンザメほど前鰭の曲線カーブがきつくないことが識別点となっている。
生態
世代: 16.5 ~ 0年発信器をつけた調査では、昼夜を問わず動き回っていることがわかった。
レモンザメと同様に暖海の沿岸部に生息し、サンゴ礁を住処とすることも多い。
近親交配を避けるために場合によっては回遊することもある。
幼体期はマングローブなどに生息する。
繁殖
妊娠期間は12ヶ月ほど。成長は遅い。成熟するまでに要する時間は12年かかるといわれている。利用
飼育が容易なため、水族館や様々な実験施設で飼育、研究されている。出典
(最終更新 2021年04月17日)