ツマジロ
Carcharhinus albimarginatus
和名 | ツマジロ |
英名 | Silvertip Shark |
学名 | Carcharhinus albimarginatus (Rüppell, 1837) |
目 | メジロザメ目 (Carcharhiniformes) |
科 | メジロザメ科 (Carcharhinidae) |
属 | メジロザメ属 (Carcharhinus) |
保全状況 | VU(Vulnerable) - 危急種 |
By Albert kok - http://en.wikipedia.org, CC BY-SA 3.0, Link
説明
ツマジロはメジロザメ属に属するサメの一種。大型のサメで、最大で3mに達する。
鰭に白い模様を持つ。
好奇心が強く大胆。
分布
水深:0m ~ 800m
インド太平洋と東太平洋の各地に隔離分布する。
特徴
体は頑丈な流線型。吻は長くて幅広く、眼は大きくて丸い。第一・第二背鰭間には隆起線がある。胸鰭はメジロザメ類としてはかなり長く、鎌型で先端は尖る。
背面は灰青色で、青銅色の光沢がある。腹面は白い。体側には微妙な白い帯がある。
全ての鰭は白く縁取られ、先端も白くなる。
最大で3mになるが、一般的には2.0-2.5m。
生態
世代: 21.5 ~ 0年遊泳力は高いが、縄張りを持ち特定の領域からあまり離れない。通
同種個体とは激しく争い、多くの個体が瘢痕を持つ。
オグロメジロザメと混群を作ることもある。
餌は主に硬骨魚である。形の異なる上下の歯は、大型の獲物に噛み付き、激しい回転や旋回で肉を切り取ることに適している。
摂餌中の他のサメの周りを泳ぎ回り、稀にその餌を奪い取る所が観察されている。
ダイバーなどの接近に対して威嚇行動を行う。
人工的な低周波音に惹かれ、船を追ってくることもある。
繁殖
胎生で、卵黄を使い果たした胎児は卵黄嚢を胎盤に転換する。産仔数は3-11(通常5-6)。妊娠期間は1年で、2年毎に繁殖する。
出生時は63-68cm。雄は1.6-1.8mまたは1.9-2.0m、雌は1.6-2.0mで性成熟する。
利用
鰭は高級なフカヒレとされ、皮や軟骨とともに輸出される。肉は生・塩漬け・干物として現地で消費され、歯や顎も販売される。
出典
(最終更新 2021年05月01日)