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シロカグラ
Hexanchus nakamurai

和名 シロカグラ (白神楽)
英名 Bigeyed Sixgill Shark
学名 Hexanchus nakamurai (Teng, 1962)
カグラザメ目 (Hexanchiformes)
カグラザメ科 (Hexanchidae)
カグラザメ属 (Hexanchus)
保全状況 NT(Near Threatened) - 近危急種

説明

シロカグラは、カグラザメ目カグラザメ科に属するサメ。
同属のカグラザメと非常によく似ており、しばしば混同される。
鰓裂は6対。

分布



水深:0m ~ 702m
太平洋、インド洋およびその周辺の温暖な海域

日本での分布
中部以南

特徴

全長1.8m。
体型は細身の紡錘型。背側の体色は灰色から褐色で、腹側は白色。
吻先は尖る。眼は大きく、緑色に光を反射する。
6対の鰓裂を備え、第一鰓裂が最も大きく、後ろの鰓裂ほど小さい。
背鰭は1基で、体後方に位置する。尾鰭は上葉が長く、欠刻がある。
上顎歯は鉤状に曲がり、鋭い。下顎歯は6尖頭をもつ櫛型。

カグラザメとの見分け方は、胸鰭後縁が凹む、尾柄が長く臀鰭基底の少なくとも1.5倍はあること、背鰭は尾鰭から少なくともその基底長の2倍離れていること、シロカグラは下顎の櫛状歯が両側に6個並ぶのに対し、カグラザメでは5個であること。

生態

世代: 17 ~ 0年

大陸斜面に沿って、水深600mまでの深海に生息する。
海底付近にいることがほとんどだが、稀に海表面まで移動してくることもある。
小型から中型の硬骨魚類、甲殻類を捕食する。

繁殖

胎生。
産子数は13-26尾で、子どもの大きさは全長40-45cmである。
成熟サイズは、雄で全長142-178cm、雌で全長123-157cm。

出典



(最終更新 2021年04月29日)