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ホカケドチザメ
Iago garricki

和名 ホカケドチザメ
英名 Longnose Hound Shark
学名 Iago garricki (Fourmanoir & Rivaton, 1979)
メジロザメ目 (Carcharhiniformes)
ドチザメ科 (Triakidae)
ホカケドチザメ属 (Iago)
保全状況 LC(Least Concern) - 低危険種

説明

ドチザメ科のサメの一種。

分布



水深:250m ~ 475m
フィリピンからオーストラリア北部の熱帯海域に分布する。
水深250m~500mほどの大陸斜面にすむ。

特徴

最大で全長75cmほど。
吻は短くやや尖る。前鼻弁はヒゲ状に伸びない。第一背鰭は非常に前にあり、その基部は胸びれ基底の前半部上にある。臀鰭は第二背鰭よりやや後ろくらいで、かなり小さい。尾鰭は下葉がわずかに突出する。
両顎歯はほぼ同形で、主尖頭の両側に小さな測尖頭がある。
体は背面が灰褐色で、両背鰭の先端は黒っぽい。腹側は白い。

繁殖

胎盤タイプの胎生で、5尾ほどの子を産む。
出生時のサイズは約25cmで、オスは約55cmで成熟する。

利用

インドネシアフィリピンでも肉や鰭を利用されている。

出典



(最終更新 2021年03月10日)