ホシザメ
Mustelus manazo
和名 | ホシザメ (星鮫) |
英名 | Starspotted Smooth-hound |
学名 | Mustelus manazo (Bleeker, 1855) |
目 | メジロザメ目 (Carcharhiniformes) |
科 | ドチザメ科 (Triakidae) |
属 | ホシザメ属 (Mustelus) |
保全状況 | EN(Endangered) - 絶滅危惧種 |
説明
ホシザメは、ドチザメ科に属するサメの一種。分布
水深:1m ~ 360m
日本・朝鮮半島・中国・台湾・ベトナムの沿岸
日本での分布
北海道以南
特徴
体長約1.5m。形態はドチザメに似る。体色は背側が灰色、腹側は白色を呈する。背中に斑点模様を持つ。
生態
世代: 11 ~ 0年沿岸域の砂泥底に生息し、主に無脊椎動物、時に魚類を食べる。
繁殖
卵胎生。妊娠期間は10-12ヶ月。
産仔数は1-22で春に出産する。
利用
海岸や船釣りで釣られる事がよくある。肉は食用となり、蒲鉾やはんぺんなどの練り物の原料となる他、刺身でも食べられる。鰭はフカヒレとなる。
福岡県宗像市鐘崎一帯では、ホシザメを背開きにして寒風にさらして「ノウサバ」と呼ばれる干物を作る。
この料理は食感がコリコリとして数の子に似ていることから「玄海かずのこ」、「鐘崎数の子」などと呼ばれる。
出典
(最終更新 2021年05月14日)