エビスザメ
Notorynchus cepedianus
和名 | エビスザメ (恵比寿鮫) |
英名 | Broadnose Sevengill Shark |
学名 | Notorynchus cepedianus (Péron, 1807) |
目 | カグラザメ目 (Hexanchiformes) |
科 | カグラザメ科 (Hexanchidae) |
属 | エビスザメ属 (Notorynchus) |
保全状況 | VU(Vulnerable) - 危急種 |
By D Ross Robertson - http://biogeodb.stri.si.edu/sftep/en/gallery/specie/132, Public Domain, Link
説明
エビスザメはカグラザメ目カグラザメ科に属するサメ。現生のエビスザメ属は本種のみである。
現生のほとんどのサメが5対の鰓裂をもつのに対し、エビスザメは7対の鰓裂をもつ。
分布
水深:0m ~ 570m
世界中の温帯域、大西洋とインド太平洋に斑点状に分布する。
日本での分布
本州以南
特徴
全長3mに達する。体型は流線型に近い円筒形。
体色は背側が暗褐色~黒色または灰色で、腹側は白色。体中に多数の黒色または白色の斑点が見られる。
背鰭は1基しかなく、体の後方に位置する。
化石種と形態的に類似しており、古いタイプのサメであると考えられている。
生態
世代: 21.5 ~ 0年水深150 m 以浅の表層を泳ぎ、浅い湾やサンゴ礁の外で生活する。
群れで狩りをすることが知られている。
繁殖
胎生。同腹児数は67〜104、出生時のサイズは34〜45cmと推定される。雄は150〜180cm 、雌は約220cmで成熟する。
成熟年齢は11歳、最大年齢は32歳。
利用
肉、皮、肝油に利用される他、水族館で飼育される。出典
(最終更新 2021年04月17日)