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ミズワニ
Pseudocarcharias kamoharai

和名 ミズワニ (水和邇)
英名 Crocodile Shark
学名 Pseudocarcharias kamoharai (Matsubara, 1936)
ネズミザメ目 (Lamniformes)
ミズワニ科 (Pseudocarchariidae)
ミズワニ属 (Pseudocarcharias)
保全状況 LC(Least Concern) - 低危険種

説明

ミズワニは、ネズミザメ目ミズワニ科に属する唯一のサメ。
世界中の暖かい海のやや深い所に生息する。

分布



水深:0m ~ 590m
全世界の亜熱帯及び熱帯の海域に分布する。

日本での分布
日本海側は山陰地方以南・太平洋側は四国付近以南に生息している。

特徴

最大全長は雌雄ともに110cm。
ネズミザメ目ではもっとも小さい。
体色は背側が灰色から灰褐色で、腹側は薄色。鰭の縁は薄色である。
第一背鰭は大きく、第二背鰭は小さい。
胸鰭はやや丸みを帯びている。

生態

世代: 9 ~ 0年

海表面から水深590m 以深の深海に生息している。
餌は外洋の小型魚やイカ、エビなど。

繁殖

胎生。
卵食型、または卵食・共食い型の可能性もある。
産仔数は4尾で、2つある子宮にそれぞれ2尾の胎仔が育つ。
出生時の大きさは約41cm。成熟サイズは雄74cm以上、雌は89cm以上。

利用

商業的価値はほとんどない。

出典



(最終更新 2021年03月18日)